苦手な相手との関係を具体的に見直す

 どこの職場でも自分一人だけではない限り、他者と会ったり、電話やメール等で接する機会は必ずあります。
「この人苦手かもしれない」と思ってしまう相手がいてそのような悩みは誰しも抱えているようです。
もしも仕事上どうしても話さないといけなかったり、接する機会が多いのならストレスに感じてしまいます。

 相手のどのようなところが苦手なのか具体的に考えてみます。
最初に「苦手だな」と感じた内容はどんな事か?行動や言葉使いや規則を守らない等です。
相手の苦手な部分を見つける事で自分自身がどのように感じたかを具体的に見出す事にも繋がるので自分自身を再発見し、それを成長に繋げる事ができます。
またそれに対しての自分ならどう改善するかの改善案と、些細な事でも構わないので相手の「良い部分」も見つけましょう。

 苦手な部分と良い部分の具体的な例がまとまったら上司や信頼できる職場の仲間に「誰に対してこのように苦手意識を持っている。
しかし改善案とこういう良い部分もある」と相談し、可能ならば相談相手から伝えてもらいましょう。
ご自身で直接苦手な相手に伝えればできれば良いのですが、苦手な相手に対しては委縮してしまう可能性もあり、直接伝えられる事は相手も多少なりともショックを受ける可能性があります。
遠回しな方法のようにも感じられますがお互いがダメージを最小限に抑えた上で悩みが解決に繋がる方法です。
直接伝えたい場合はできる限り明るい部屋や場所で切り出す方が良いです。
暗い場所で指摘された人は気分が落ち込みむ傾向にあります。
また話の順番としては、必ず苦手な部分の後に改善案と良い部分の話を明るく笑顔で話すようにします。